3流大学生が就活で大手10社から内定をもらったTOEICのアピール方法

私は初めて受けたTOEICで920点を取得しました。

その結果、偏差値の低い3流大学生にも関わらず、大手企業を含む10社近くから内定を頂きました。

この記事では、企業がどのような人材を求めているのか説明した後に、私が就活でTOEICをアピールした方法を紹介します。

1. 企業が求めている人材

ビジネスの現場でTOEICのスコアは重要視されるのでしょうか?重要視されるのであれば、TOEICの勉強を頑張るモチベーションになります。

その答えは、TOEICの試験を運営している「IIBC」が実施した「上場企業における英語活用実態調査」にあります。この調査は、国内の上場企業3254社を対象に、TOEICのスコアをどのように利用しているのか調べるアンケートです。

この調査結果の中でいくつか気になる点を抜粋します。(一部、文章を分かりやすく修正しています)

  • 5割以上の企業が海外進出する上で「海外勤務できる人材育成の推進」を最重要視している
  • 7割の企業が採用時にTOEICスコアを参考にしている
  • 68.6%の企業が国際部門での業務遂行に「700点以上のスコアを期待」している
  • 15.8%の企業でTOEICのスコアを異動、昇進・昇格の要件としている

上記を見ると、企業側は海外勤務や国際部門などにおける業務を遂行するために、英語ができる人材を求めていることが分かります。

7割の企業が採用時にTOEICのスコアを参考にしているように、企業が採用や昇進の意思決定を行う上で、TOEICは決して無視できないものになっています。

その一方で、国際部門で期待するTOEICのスコアとして700点を挙げています。700点は決して高いスコアではありません。いかに、日本人の中に英語ができる人が少ないかを物語っています。

だからこそ、TOEICで900点を持っていれば、企業が求める人材になれるわけです。

2. 内定を勝ち取るTOEICのアピール方法

私は就職氷河期と言われた時代に就活を行いました。しかし、結果としては大手企業を始めとする10社程の会社から内定を頂きました。

就職氷河期ということで周りの友人は就活に苦戦しており、半年近く就活をしても1社も内定をもらえない人がいました。

そんな中、私は就活を始めてから2社目で既に内定をもらえ、1ヶ月半くらい就活を続けた後には内定が10社近くになっていました。行きたい会社が見つかったので就活は止めてしまいましたが、続けていればもっと沢山の内定を取れていたでしょう。

私は偏差値が50程度の大学に通っていた凡人です。サークルにも部活にも入っていない私が、こんなにも簡単に内定が取れた理由は、TOEICで920点を持っていたからです。

最初に説明したように、企業は英語ができる人材を求めています。その企業の需要と私のスキルがマッチしたのです。

TOEICのスコアを就活でアピールするには、900点以上は欲しいです。

800点と900点では人事担当者に与えるインパクトが違ってきます。なぜなら、TOEICで900点以上の割合は、全体の約3%しかないからです。

なお、私がTOEICで920点を取ったときの勉強は、以下の記事を参考にしてください。

【徹底解説】私が実践したTOEICで900点を取るための勉強法

面接の自己PRや履歴書、エントリーシートでTOEICのことをアピールしたおかげで、簡単に面接を通過していきました。もちろん落ちた会社も何社かありましたが、全体的には受かった会社の方が多いくらいです。

ここからは、私が就活の履歴書や面接でTOEICのスコアをどのようにアピールしたのか、実体験を紹介します。

2.1. 履歴書におけるTOEICのアピール方法

まず、TOEICのスコアを履歴書やエントリーシートでアピールする方法です。

TOEICで900点を持っている場合、ついつい履歴書にも色々書きたくなるかもしれません。

しかし、その気持ちはぐっと抑えましょう。

履歴書にTOEICのことを全面に押し出すと、人事担当者から「この人はTOEICしかアピールすることがないんだ」と思われます。履歴書やエントリーシートにTOEICのことばかり書いてあったら、うんざりしてしまうと思うのです。

個人的なアドバイスは、資格欄にTOEICのスコアを書き、その他の欄にはTOEICに触れないことです。

私の場合、資格欄にTOEICの920点と英検1級の一次試験に合格したことを記載し、その他の欄には大学のゼミやアルバイトで学んだことを書いていました。

2.2. 面接におけるTOEICのアピール方法

TOEICで900点を持っていれば、履歴書に書いてある内容が稚拙だとか、筆記試験の点数が低いといったあまりに悪い点がなければ、書類審査で落ちることはないと思います。

私の場合も書類選考で落ちた経験はなかったように思います。

そのため、本当の勝負は面接です。面接で自分の良さを上手くアピールできないと、内定はもらえません。

まず悪い例が、面接で自分からTOEICのスコアを言ってしまうことです。

なぜこれが良くないかと言うと、TOEICのスコアは既に履歴書に書いてあるからです。

面接官は面接前に履歴書やエントリーシートを必ず読んでいるはずなので、TOEICで900点を持っていることは当然ながら認識しています。

そんな状態で「私はTOEICで900点を取りました!」と何度もアピールしてもくどいだけで、あまり良い印象はもたれないでしょう。

そもそも、TOEICで900点を持っていれば、面接官の方から聞かれることが多かったです

それでは、面接でTOEICについて聞かれたらどのようにアピールしたら良いかと言うと、ポイントは、TOEICで900点を取った過程を語ることです。

「過程を語る」というと難しく感じるかもしれませんが、そんなことはありません。あなたがTOEICで900点を取るために行ったことを正直に話せば良いのです。

TOEICで900点を取れるレベルになると、並大抵ではない努力をしてきたとか、もしくは何か効率的な勉強方法を自分なりに考えて実践していることが多いはずです。

そのため、自分がやってきたことをただ話すだけでも、面接官に与えるインパクトは大きいのです。

私の場合、英単語カードを使って英単語を6000語覚えたことや、シャドーイングを毎日30分続けてリスニングが出来るようになったことなどをアピールしました。

よく就活の教材に自己分析が大事と書かれています。私が就活をしているときには、内定を取るためには自己分析が必要ということを何度も聞きました。

しかし、TOEICで900点を取ったあなたには、そんなものは不要です。

厳しいことを言えば、自己分析なんてアピールすることがない人が必死になって自分の良いところを探すために行う作業です。

TOEICで900点を持っていれば、既に強力なアピールポイントがあるということです。

だからこそ、自己分析をして自分の長所を無理矢理ひねり出すのではなく、TOEICで900点を取るために自分が何をしてきたのか思い出すのです。

事実、私は自己分析を全くやっていません。

面接前に自分がどうやってTOEICで900点が取れたのかしっかりと整理し、その中から2つか3つに絞って面接でアピールしてください。履歴書では資格欄にスコアを書くだけでしたが、面接ではTOEICで900点を取った過程を思う存分アピールして構いません。

私は以上の方法で多数の内定をもらえました。参考になると思う内容があれば、取り入れてみてください。

3. まとめ

TOEICを受験する理由の中では、「就職・転職活動に有利だから」という意見が大多数を占めています。

そういった意味では、TOEICの勉強は高いスコアを取ったら終わりではありません。就職活動で上手くアピールできてこそ、苦労してTOEICを勉強した意味があるのです。

バブルが崩壊してから長い間デフレ不況が続いている日本では、内定を取ることは簡単ではありません。仮にTOEICで高いスコアを持っていても、それを上手くアピールできなければ面接は通らないのです。

自分がやってきた努力を思い返し、それを面接官に分かりやすく伝えることを心がけてみてください。