TOEICで900点を目指すなら試験当日にやるべきこと

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試験当日の行動が結果を左右する

TOEICの勉強を何ヶ月も続けてきた成果を発揮する日は、TOEICの試験日です。いくら模擬試験を解いているときにスコアが良くても、いざ本番になったら上手くいかなかったというのでは何の意味もないのです。そのため、試験当日には最高のコンディションで挑みたいものです。ここでは、私がTOEICの試験当日に行っていることを紹介していきます。

TOEICの試験当日に行うこと 〜自宅編〜

まずは、試験当日に自宅で行うことを説明していきます。試験は会場についてからが始まりではありません。TOEICで高いスコアを目指すのであれば、自宅にいるときからが勝負です。自宅でしかできない準備をしっかりとやりましょう。

シャドーイングを行う

TOEICの試験会場に行く前は、自宅でシャドーイングを行うことをオススメします。シャドーイングをすることにより、英語に対して耳を慣らすことができます。また、試験当日というのは誰だって少なからず緊張してしまうものです。試験日まで毎日のように続けていたシャドーイングをやれば一時の間緊張を忘れ、心を落ち着かせることができます。さらに、シャドーイングで声を発することにより、眠っている脳を起こして活動を活性化させることができます。このように、試験当日のシャドーイングには様々なメリットがあります。私の場合、20分くらいの時間をかけてシャドーイングを行っていました。

持ち物チェック

当たり前のことですが、忘れてはならないのが持ち物チェックです。試験会場に着いてから持ち物に不備があることが分かって慌てるのでは、試験が始まる前に気持ちを落ち着かせることが出来ません。

試験当日の持ち物は、TOEICの公式サイトに記載されています。ここに書かれている持ち物については全て用意してあるか、きちんと再確認しましょう。特に筆記用具に関しては、いつも使い慣れた物を本番でも使いたいものです。コンビニで購入したり、もしかしたら試験会場で借りられるかもしれませんが、やはり普段使っている筆記用具の方が安心して問題を解くことができます。また、腕時計に関しても忘れてはいけません。TOEICで高得点を目指すためには余裕を持って最後まで解き終わらなければなりませんので、時間配分が大切です。残りどれくらい時間が残っているのか把握するためにも腕時計は必需品です。

公式サイトに記載されていない持ち物としては、ティッシュが必要な人もいるでしょう。私もそうでしたが、鼻炎や花粉症の人にとって鼻水は天敵です。鼻水が出てしまうと全く試験に集中できなくなります。だからこそ、ティッシュは忘れずに用意していきましょう。

TOEICの試験当日に行うこと 〜移動編〜

次に、試験当日の会場に向かう移動中に行うことを説明していきます。会場が遠い人は、試験会場に向かうまでの移動時間が非常に長いこともあるでしょう。そのため、移動時間を上手く使える人がTOEICでは成功するのです。

精聴を行う

試験会場に向かう際、電車に乗っている時や歩いているときにもやることはあります。外の風景を見て気持ちを落ち着かせることも大切ですが、精聴をする時間は必ず設けましょう。精聴をすることにより、英語を聞いて意味を理解することに慣れておくのです。精聴のやり方は別記事を参考にしてください。

洋楽を聞く

試験会場まで遠い人は、ずっと精聴を続けていても脳が疲れるだけで逆効果です。そんな時、ずっとスマートフォンをいじっているだけでは時間がもったいありません。だからといって寝てしまうのも、せっかくシャドーイングと精聴で英語に慣れた脳を元に戻すだけです。

そこでオススメなのが、自分が好きな音楽を聞いてリラックスすることです。音楽の中でも気に入った洋楽があれば、英語を聞いて耳を慣らすこともできます。私の場合も洋楽を聞いていました。全く洋楽を聞かないという人や音楽が嫌いな人はやる必要はありませんが、好きな人は洋楽を聞くと良いでしょう。

TOEICの試験当日に行うこと 〜試験直前編〜

試験会場について自分の席についてからもやることはあります。試験直前はどうしても緊張してしまうものです。特に、それまで本気で勉強してきた人に限って、失敗したくない、成果を出したいという想いが強くなりますので、緊張度も増すような気がします。緊張に押しつぶされるのを我慢するくらいなら、もっと前向きにポジティブになりましょう。

自分が問題を解いているイメージを思い浮かべる

自分の席についたら、試験のイメージを思い浮かべます。自分が英語を聞いてリスニングパートの問題を解いている様子やリーディングパートの英文を読んでいる姿をイメージします。その際は、自宅で勉強しているときのことを再現するように思い出します。例えば、リスニングの設問の先読みの手順や英文を読むスピードはどれ位であったかなど、詳細にイメージしていきます。これにより、試験が開始してからも練習通りのペースで進められます。

自分に自信を持つ

試験開始直前になったら、自分は絶対にTOEICで900点を取れると気持ちを高ぶらせましょう。気持ちを高ぶらせることで人間の集中力は格段に高まります。勉強時間が足りていなかったなとか、もっとあそこのパートを重点的に勉強しておけば良かったなどと、決して不安がってはいけません。不安な気持ちがあると集中力は低下してしまいます。

オススメの方法は、自分がこれまで頑張ってきたことを思い出すことです。TOEICの勉強を本気でやってきた人は、何かしらの成果があるはずです。例えば、毎日3時間の勉強を半年間続けてきたとか、英語教材を30冊解いたといった感じです。そういったことを思い出せば、自分ならできると自信を持つことができます。私の場合、必死に覚えた英単語カードの山を思い出しながら気持ちを高ぶらせていました。

TOEICの試験当日に行うこと 〜試験中編〜

最後に、試験が始まってからも注意すべきポイントがありますので説明していきます。

失敗を振り返らない

試験が始まって問題を解き始めると、少しでも分からない問題が出てくると焦ってしまうものです。そんなときは、潔くあきらめることが重要です。分からないものは分からないのです。仕方がありません、消去法で絶対に間違っている選択肢を除外した後、運に任せて勘でマークしましょう。

そして、分からない問題が続いたり、自信がない解答が多くあっても、そのことは忘れましょう。TOEICで900点を取るためには、全問正解する必要はありません。幾つか間違ってもTOEICで900点は取れるのです。実際、私がTOEICで920点を取ったときには、解けない問題がいくつかありましたし、自分がそんな高いスコアが取れている程問題を解けている実感は全くありませんでした。それなのに、解けなかった問題のことを悔やんで他の問題も解けなくなってはスコアが下がる一方です。解き終わった問題のことは忘れて、気持ちを切り替えましょう。

まとめ

TOEICで900点を目指すのであれば、試験当日においてもやることは沢山あります。なんとなく朝起きて電車に乗って会場へ向かい、問題を解いているようでは、ベストなコンディションを作ることは出来ません。色々やることがあって大変ですが、試験当日というのはこれまでの努力の成果を発揮する日です。もしこの試験で良いスコアが出ればTOEICの勉強から離れることができるかもしれないのです。最後の最後まで気を抜かずに全力で頑張りましょう。

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