最悪の場合は受験できない!私が経験したTOEICの失敗しやすいポイント

対象レベル
・ TOEICを受験する全ての人
・ TOEICで高得点を目指している人

希望する会社への内定や入社後の昇進などを目指す人にとって、TOEICで高得点を取ることは非常に重要です。また、TOEICの受験料は昔と比べて高くなっていることもあり、「受験できない」といった致命的なミスは絶対に避けたいところです。特にTOEICをこれから初めて受ける人は、本番でミスをしやすい内容は絶対に知っておく必要があります。この記事では、実際に私が経験した内容も含めて、TOEICで失敗しやすいポイントと対応策を紹介しています。

1. TOEICで失敗しやすいポイント(事前準備)

TOEICで失敗しやすいポイント(事前準備)

1.1. 受験票をなくす

TOEICの受験票は試験日の約2週間前に自宅に郵送されます。受験票には受験番号や試験会場などが記載されており、本番では受験票を持参しないと試験を受けられません。TOEICの受験票はハガキの形式で小さく、試験まできちんと管理していないと紛失する可能性があります。受験票が届かなかったり、紛失した場合には、試験日までに自己責任でIIBC試験運営センターに問い合わせる必要があります。

1.2. 受験票の顔写真を忘れる

受験票は届いたものをただ持参するのではなく、顔の証明写真を貼る、署名をするという2点が必要です。署名については当日でも問題ありませんが、試験会場で証明写真を忘れていることに気がつくと、奇跡的に証明写真を撮影できる機械が近くにない限り、試験を受けられません。また、受付では受験票と一緒に運転免許証など顔写真付きの身分証明書を提示する必要があります。つまり、顔写真付きの受験票と身分証明書の両方は必ず準備をしてください。

1.3. 時計がない

TOEICの試験会場には時計がないことがあります。私が大学のキャンパスで受験をしたときも実際に時計がありませんでした。TOEICのリスニングパートは音声に合わせて解いていくだけなので時計は不要ですが、リーディングパートではあった方が良いです。

例えば、普段の勉強でPart5は何分、Part6は何分といったように時間配分まで意識している上級者にとっては、本番の試験で最後まで解けるスピードで順調に進んでいるのか把握できます。もしも、設定した時間配分よりも遅い場合、そこから英文を読むスピードを意識的に上げたり、分からなそうな設問は早々に諦めたりと、最後まで解くための工夫ができます。

また、普段の勉強でリーディングパートが最後まで解き終わらない初級者から中級者にとっても時計は役立ちます。TOEICは正解した設問の数でスコアが決まるため、間違えて解答しても減点されるわけではありません。そのため、もしも最後まで解き終わらない場合、解答用紙に何もマークしないよりは、「残りは全てAにマーク」といったように何かしらマークした方がスコアは上がります。そこで時計があれば、残り時間が例えば5分になっても解き終わらない場合は、未解答の設問を適当にマークすることができます。人によっては、これをするだけで何十点もスコアが上がる可能性があります。

1.4. 腕時計以外を持参する

注意しなければいけないことは、机の上に置けるのは腕時計のみです。スマホはもちろん、置時計なども禁止です。私は事前に時計機能付きのストップウォッチを準備していましたが、前日の夜にストップウォッチが禁止されていることに気がつき、当日にダイソーで腕時計を買いに行きました。

当然ながら、腕時計を買ったら正しい時刻を設定する作業を忘れてはいけません。もう一つ重要なことは、アラーム機能がある腕時計はアラームの設定を解除しておきましょう。私が受験をしたときは、試験中にアラームの音声が鳴った場合は退場させられるという恐ろしいアナウンスがありました。

1.5. 受付の時間に間に合わない

TOEICには試験の開始前に45分間ほどの受付時間があり、それに間に合わないと受験できません。TOEICの試験会場は大学のキャンパスなど駅から離れているケースも少なくありません。私が受験をしたときは最寄り駅から臨時バスが出ていましたが、それでもバス停には行列ができていて、一度に全員は乗れませんでした。また、大学に到着した後も、キャンパスが広かったり、教室まで階段で上がったりと、移動距離が思ったよりも長い可能性もあります。そのため、受付の時間には余裕を持って会場に向かいましょう。

2. TOEICで失敗しやすいポイント(試験中)

TOEICで失敗しやすいポイント(試験中)

2.1. お腹を壊す

TOEICの試験中にお腹を壊すなどしてトイレに行きたくなったら、手を挙げて試験管に伝えます。しかし、その場合は試験時間の延長などは行われない可能性が高いです。リスニング中であればトイレに行っている間の問題は解けませんし、リーディング中であれば解答時間が減って最後まで解き終わらないかもしれません。そのため、なるべく試験の開始前に余裕を持ってトイレに行きましょう。

TOEICはお昼過ぎの時間に始まるので、食べ過ぎやお腹を壊すような食べ物を避けることが大切です。その逆でお腹を壊すことを考えてお昼に何も食べないと、今度は空腹でお腹が鳴ったりして試験に集中できなくなる可能性もあります。私は直前に食べるとお腹を壊したときのリスクが大きいことや満腹で集中力が減ることを考えて、試験の開始時間の2時間前くらいに軽く食べました。

2.2. 物を落とす

試験中に筆記用具や腕時計などを机から落とす失敗もありえます。私がTOEICを受験したときは机が比較的狭くて、隣の人が何かを落としていました。何か落としたときは手を挙げれば試験管が拾ってくれます。一番心配なのは、リスニングの試験中にシャーペンや消しゴムを落としてしまうことです。リスニングは解答時間が短くて少しでも戸惑うと次の音声が始まってしまうため、試験管に拾ってもらうまで筆記用具がなくてマークできないのは大問題です。そういった事態を避けるためにも、予備の筆記用具を用意していきましょう。

2.3. 問題を解き忘れる

リスニングパートの場合は基本的に番号順に上から問題を解いていくと思いますが、リーディングパートのPart7の長文などでは、すぐに分からなそうな設問は飛ばして簡単なものから解き始めることがあります。

すると、残しておいた設問を解くことを忘れてしまう失敗が起こります。実際に、私は本番の試験が終わって筆記用具を置いた直後に一問マークをしていないことに気がつき、これが一番の後悔でした。最後に解答用紙を見直す時間を1分でも確保しておけば、4分の1の確率で適当にマークすることもできたでしょう。今後は見直す時間を用意しようと反省しました。

また、単純に解き忘れた問題があるだけなら良い方で、最悪なのはマークがずれることです。マークがずれてしまえばそれ以降の問題は基本的に正解できず、スコアも大幅に下がるでしょう。私は本番のリーディングパートの途中でマークがずれていることに気がつきましたが、問題用紙の番号と解答用紙の番号がずれていないか定期的に確認していたので、あまり影響もなく修正できました。

3. TOEICで失敗しやすいポイント(終了後)

TOEICで失敗しやすいポイント(終了後)

3.1. TOEICの結果を分析しない

TOEICを受験した後に結果が届き、目標としていたスコアを取れていたなら勉強は終わりです。私の場合は初めて受けたTOEICで920点が取れたので、そこでTOEICの勉強をするのをやめて、それ以降は英検1級の勉強を始めました。

しかし、目標としていたTOEICのスコアを取れていない場合、スコアを見て終わりではなく、何が足りなかったのかきちんと分析することが大切です。リスニングの会話が何を言っているのか全く分からなかったとか、リーディングのPart5で時間を使い過ぎて最後まで解き終わらなかったとか、Part7で知らない英単語が多くあったなど、人それぞれ原因は見つかると思います。スコアが低い原因が分かったら、次回のTOEICに向けてそれを克服するための勉強を頑張りましょう。

3.2. 公式認定証をなくす

TOEICを受験すると、スコアが書かれた公式認定証が郵送されますが、これをなくしてしまう失敗があります。私の場合は学生時代にTOEICで920点を取りましたが、その後に引っ越しなどをする内に公式認定証を紛失してしまいました。TOEICのスコアを就活で履歴書に書くときは公式認定証は必要なく、単純に資格欄に過去のスコアを記載するだけですが、それを本当だと証明するものがあると何となく安心です。私は公式認定証を再発行してもらいたいと思いましたが、再発行には試験日から2年以内しかできないという期限があるため、再発行はできませんでした。